アドセンスで特定のカテゴリ(ジャンル)をブロックして収益化アップを目指します!
試行錯誤した結果、英語や中国語などの海外の広告だけを外すことに決めました
アドセンスは、サイトに訪れたユーザーに対して自動的に広告を選択&表示してくれる超優秀なサービスです。
ですがなかには
特化サイトだから、サイトのジャンルとは全く関係のない広告をブロックしたいなぁ…
日本人に向けたサイトだし、海外の広告は不要だから非表示にしたい!
という人もいますよね。
そこで、
ということを目指して試行錯誤した結果を残しておきます!
結論からいえば、私に合った設定は「海外の広告を外す」ことでした。
初心者でもわかるよう、画像を使って1から説明していきます。
アドセンスでブロックすべき広告のジャンルはどれ?
アドセンスの収益を高めるために、「自サイトにはふさわしくないジャンルの広告を外す」というのが一般的だと思います。
よくいわれているのが、
- 漫画
- 楽天
- Amazon
- criteo(クリテオ)
などの広告を外したほうが良いという情報はたくさん出回っていますよね。
もっと具体的に説明すると、たとえばですが
- 家電やガジェット系のレビューをしているサイト
⇒読者の興味がほぼないであろう占いや政治などの広告を外す
といった感じです。
基本的にはその方向で合っていると思うんですが、「アドセンスを開設して半年も経過していない初心者」はカテゴリのブロックをすべきではありません。
なぜかというと「情報が少ないから」です。
アドセンスの管理画面では、広告のカテゴリーごとに
- インプレッションの割合
⇒過去30日に自サイトにて、そのカテゴリの広告が表示された割合 - 収益の割合
⇒過去30日以内の収益の割合
などが一目でわかるようになっています。
数字を確認する方法は、このあと詳しく説明するよ
「サイトのテーマとはかけ離れたジャンルの広告はブロックすべき」ですが、それは実際にテストしてからのお話です。
ビジネスに関するサイトだから、仕事以外の広告には興味ないはずだ!!!
と勝手に決めつけて広告をブロックしてしまうと、
- 仕事(転職や就職)に関するサイト
⇒読者が仕事(求人)以外の情報も求めている可能性がある
仕事をするなら、身なりには絶対に気を遣いますよね?
そのサイトに訪れたユーザーは、仕事以外にも美容関係の情報を求めている可能性だってあるわけです。
このユーザーさん、化粧品にも興味あるみたいだからその広告を表示するよ!
あれ?サイトの管理者が美容関係の広告をブロックしてるから表示できない…
というように美容にも興味のあるユーザー対して、ビジネス関連の広告しか表示しなかったら非常にもったいないですよね。
これは例えばの話。だけど根拠もなしに最初から決めつけてしまうと、逆に収益が下がってしまう可能性もあるよね
なのである程度の情報が貯まるまでは、カテゴリ別に細かくブロックすべきではありません。
アドセンスで特定のカテゴリをブロックする方法
とはいえ実際に自サイトのスコアを見てみないことには始まらないので、
- カテゴリ別に広告をブロックする
- 広告のジャンル別に収益の割合を確認する
この2つの方法を画像を使って説明していきます。
あなたのアドセンス画面と照らし合わせてみてね!
ブロックのコントロール
まずはアドセンスの管理ページから、「ブロックのコントロール」⇒「全てのサイト」を選択します。
上の画像の赤枠部分です。
「すべてのサイト」なので、ここでは全ページに共通したブロック設定をすることができます。
設定できる項目は以下の通り。
主に使うのは
- 一般カテゴリ
- デリケートなカテゴリ
この2つだけなので、それぞれの項目について説明していきます。
一般カテゴリ
一般カテゴリには、下記画像のように
アパレルやニュース、ビジネス・パソコンなど日常生活に関する項目があります。
ようは「子供に見せても問題ない」って広告ですね
この画面では、先ほど説明した
- 広告インプレッションの割合
- 収益の割合
がカテゴリごとに確認できるようになっています。自分のサイトで
- 多く表示される広告カテゴリ
- 収益性の高い広告カテゴリ
がわかるんですね!
たとえばですが、とあるカテゴリのインプレッションの割合がほぼ0%の場合。
- 広告インプレッションの割合:0%台
⇒サイトに表示される機会がほとんどない
⇒ユーザーの興味が薄い可能性が大きい
ということなので、「そのジャンルのカテゴリはブロックしても問題ない」という可能性が高いです。
デリケートなカテゴリ
お次は「デリケートなカテゴリ」をみてみましょう。
デリケートなカテゴリには、上記のように「表示するには注意が必要」なジャンルの広告が当てはまります。
「子供に見せる際には注意が必要な広告」ってところでしょうか
ここでも先ほどと同じように収益の割合などが確認できるんですが、
うちのサイトには不要だから全部ブロックしちゃえ!
とするのはおすすめしません!たとえばですが、
- 広告インプレッションの割合:1%未満
⇒だけど収益の割合が2桁もある
というようなカテゴリが存在する場合もあるからです。
なのでその数字の意味も理解したうえで、ブロックするかどうかの決断をしないとかえって損する可能性もあります。
サイトごとに広告をブロックする
今までは「すべてのサイト」でしたが、「ブロックのコントロール」⇒「自分のサイトURL」を選べば、サイトごとに広告ブロックが設定できます。
サイトによってターゲットとするユーザー層が異なると思うので、
- 複数のサイトを運営している
- サイトごとにターゲット層が違う
という場合は、サイトごとにブロックの設定をしたほうが賢明ですね!
広告をブロックする目安
サイトによって最適な設定は異なりますが、個人的な目安で言えば
- インプレッションの割合:2%以下
- 収益の割合:1%以下
この2つともを満たすカテゴリはブロックしても良いかなと思います。
実際に1ヵ月ほどテストしてみて、
収益が上がったぞ!!!!
となればそのまま継続。
もし収益が下がるようなら設定を戻せば良いだけなので、データを見ながら試してみるのが確実な方法ですね。
ただ私はアドセンスを始めてからまだ日が浅いので、
「海外の広告だけをブロックする」ことにしましたよ
海外(英語や中国語)の広告をブロックする
私のサイトは明らかに日本人向けのコンテンツなのに、稀に「海外の広告」が混じっていることもあるんですよね。
日本人向けに英語や中国語の広告を表示しても、99%の確率で無視される!そのチャンスロスってもったいないよね
または「外国人が私のサイトを見ている」という可能性だって十分考えられるわけですが、母国語以外のサイトを見るユーザーって明らかにリテラシーが高いので、そもそも広告をクリックするとは思えません。
ということで
- 海外ユーザー向けのサイトではない
- 海外の広告はクリックされない可能性が高い
- そもそも海外ユーザーはごく少数だと考えられる
以上のことから、海外の広告は全てブロックして問題ないだろうと思い、思い切って日本語以外の広告は表示させないことにしました!
簡単な方法を説明
日本語以外の広告をブロックする方法は簡単です。
アドセンス管理画面から「ブロックのコントロール」⇒「広告レビューセンター」⇒「審査済み」へ移動します。
下記画像のように、赤枠内の検索窓をクリックしましょう。
その中に「言語」という項目があるので言語を選択。
すると英語や中国語などの項目が表示されるので、
上記画像のように「日本語以外の言語」に全てチェックを入れましょう。
10言語以上あるので、下の方までスクロールして漏れのないようにね
あとは「適用」を押して広告をブロックしていくだけです。
上記画像の赤枠部分を押せばその広告をブロックできます。
この件数は人によりますが、私の場合数百件以上ありました…全てチェックするのは面倒でしたが収益を上げるためなので仕方ないですね!
注意点もある
この方法をやるにあたって、1つだけ気を付けないといけないことがあります。
フィルターをかけて日本語以外の広告を表示しているはずなのに、実はけっこうな確率で「日本語広告」も混じっているんですよね。
例):商品名や文章に英語+日本語が使用されている広告など
というように「外国語」が少しでも使用されてる場合、日本人向けの広告であっても「日本語以外の広告」として表示されるようです。
なのでフィルターをかけても
全部の広告をブロックしちゃえ!!
ということはせず、日本人向けの広告が混じっていないか確認しながらブロックの作業を進めましょう!
まとめ:海外の広告をブロックして収益性を高める
私の場合、まだアドセンスの運用歴が短いため「海外の広告のみをブロック」という決断をしました。
すでに1年以上も運営している人ならデータも十分にあると思うので、カテゴリごとに収益性の低いジャンルをブロックしてテストしてみるのがおすすめです!
実際に海外の広告をブロックすれば
- クリック数
- CTR
これらが劇的に改善されて収益アップ!となるかはまだ不明ですが、自分のサイトでぜひ試してみましょう。
アドセンスで収益を上げるならこちらも目を通しておくべし。
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