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スーパーに新卒で就職!正社員として働くのはアリだぞ

スーパーに新卒で就職!正社員として働くのはアリだぞ 小売業への就職
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スーパーに新卒で就職して正社員として働くのはアリなんでしょうか?

就活を頑張ったけど、失敗しちゃってスーパーからしか内定をもらえなかった…

大卒でスーパーに就職するって言ったら、親から反対された…

なにかとネガティブな意見が多い「スーパーへの就職」ですが、個人的には高卒・大卒にかかわらず就職先としてはアリだと思います。

ですがずーっと働き続けるのは厳しいので、あくまでも転職する前提です

  • 高卒・大卒別で就職の違い
  • スーパーに就職するメリット・デメリット
  • スーパーの正社員は恥ずかしいのか
  • 地元企業と大手どちらがいいのか

この4つについて説明していくので、スーパーへの就職で悩んでいるなら絶対に目を通しておきましょう。

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スーパーに新卒で入社するのはアリ

スーパーに新卒で入社するのはアリ

「スーパーへの就職はやめとけ」「新卒という貴重なカードをスーパーに使うのはもったいない」なんて意見も耳にしますよね。

なので「本当にスーパーに就職するのが正しいんだろうか?」と自問自答する人も少なくはないでしょう。

スーパーへの就職と言っても、

  • 自ら望んで就職した人
  • 仕方なく就職した人

というように2種類のパターンがあると思います。

「就活で希望する企業に内定をもらえなかった」「保険として受けたスーパーしか受からなかった」という人もいれば、

学生のころからバイトしてて、スーパー大好きなんだよね!就職先はスーパーしか考えてなかった!

といった人まで様々だと思います。

私の場合は人事に言いくるめられて入社した…というのが正しいかな笑

スーパーに就職したおかげで転職もうまくいったので、結果としては全く後悔していません

ですがスーパーへの就職をするなら

  • 高卒で就職する場合
  • 大卒で就職する場合

この2パターンのいずれも、スーパーではなく「GMS」に就職するのがおすすめです!

高卒でスーパーに就職した場合、初任給は15~16万ほど。

最初は低いですが、チーフや主任などになれば一気に給料が上がるので、できるだけ早く昇格を目指すべきです。

ただ地元の小さなスーパーではなく、他県にも複数出店している中堅~大手のGMSチェーンスーパーがおすすめ。そのほうが福利厚生も充実しているので、小売の中でも恵まれた環境に身を置くことができます。

大卒の場合、初任給は20万前後。

就職先に貴賤はありませんが、せっかくなら大手GMSへ就職しておきたいところです。

地元のスーパーと比べても、給料や年間休日数、ボーナスなどに大きな違いがあり、また将来性も全く異なるため大手を狙うのが得策。

大手と言っても就職難易度はそこまで高くないので、売上高が3000億以上あるGMSを狙うべきです。

総合スーパーのこと。スーパーだけではなくて、テナントも複合した大型のショッピングセンターやモールを展開している企業のことです。

たとえば「イオン」「イトーヨーカドー」「ユニー」「イズミヤ」「平和堂」「イズミ」「フジ」などが代表的ですね。

なぜスーパーよりもGMSのほうがおすすめなのか

私の場合はGMSへの就職だったんですが、「GMS」「スーパー」はそれぞれ

GMSの特徴
  • 集客力がある
  • 売り上げにつなげやすい
  • 役職が多い
  • 部署が多くキャリアの選択肢が豊富
  • 規模が大きく安定している
スーパーの特徴
  • 集客が弱い
  • 配置転換が難しい
  • 食品だけの売上には限界がある
  • キャリアの選択肢が狭まる

上記のような違いがあるんですよね。

特に就職という視点で考えると、たとえばスーパーの場合は

精肉の部門はキツいからもう無理…ほかの食品部門・食品レジも嫌だしどうしよう

というように男性・女性問わず「食品縛り」になってしまいます。(逃げ道がない)

もちろん本社の人事や経理、販促など事務もありますが、そもそもの人数が限られているため本社に異動できる可能性は低いです。

ですがGMSの場合だと、テナント部門だったり自前の衣料品部門をもっている企業が多いため

食品から婦人服に配置転換してもらえた!!良かった~

というように食品以外に部門異動することも可能です。(逃げ道がある)

また売上に関しても、テナントの賃料から収入も得られるし、テナントの集客力も大きいので特に土日にはスーパーで「ついで買い」も狙うことができます。

スーパー単体だと集客は厳しいです…

そのため利益も出しやすい「GMS」のほうが、「安定」「給料」という面でおすすめなんですよね。

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スーパーに就職して良かったこと(メリット)

スーパーに就職して良かったこと(メリット)

私の場合、GMSの食品部門に配属されていたので、その経験をもとに「スーパーに就職して良かったこと」(メリット)を説明していきます。

良かったこと
  • 商品を安く買える
  • 食品に関する知識が得られる
  • キャリアの選択肢が豊富
  • 転職に有利

商品を安く買える

ほとんどのスーパーやGMSでは従業員割引があります

レジで社員証なりカードを出せば数%の割引をしてくれるので、家計にはかなり優しいですね。

また型崩れなど売り物にはならないような商品を、従業員のみに定価の半額で売ってくれる企業もあるので、これはスーパーで働く人の特権ですね!

残ったクリスマスケーキを80%オフくらいで買ったこともあります

食品に関する知識が身に付く

スーパーで働く以上、自分の部門で扱う食品の知識がえられます

鮮魚なら魚の調理はもちろん刺身を切る技術であったり、青果なら野菜や果物に関する知識、また原価や値入などの知識も得られます。

そのため、

ここのスーパーは原価スレスレで販売してるな~

といったこともわかるので、商品を買うときには自然と節約を意識できるようになってましたね。

キャリアの選択肢が豊富

スーパーの場合、店長や主任(チーフ)などの他に

  • バイヤー
  • スーパーバイザー
  • 部長・課長・次長

などのキャリアもありますし、普通の企業と同じように「総務」「営業」「広報」といったデスクワークもあります。

これがGMSスーパーになると「テナント」「衣料品」といった部門まであるので、キャリアアップの選択肢はさらに充実しますね。

先ほども説明したように、GMSのほうがより将来の選択肢が広がりますよ

転職に有利

正直なところ、「定年を迎えるまでずーっとスーパーで働き続ける」というのはおすすめしません。体力的に厳しいからです。

なのでいつかは転職するという前提で働いたほうが良いです。

「スーパーからの転職は不利だ」なんて言われていますが、実際はそんなことはありません。また「スーパーからはスーパーにしか転職できない」なんてこともありません。

実績さえ作っておけば、転職する際にも非常に有利になります。

スーパーの仕事内容って、発注や商品の製造、さらには接客や従業員の管理・教育など多岐にわたります。

ハードな仕事をこなしつつ、しかも効率的に計画を組んで作業もできる人材って、どこにいっても重宝されるんですよね。

なので意外と知られていませんが、スーパーで経験を積んでおくとその後の転職にも有利になります

ダラダラと働いても意味ないですよ!売上などある程度の実績を残しておく必要があります。

スーパーに就職して後悔したこと(デメリット)

スーパーに就職して後悔したこと(デメリット)

スーパーに就職して良かったことばかりではありません。

もちろん「就職するんじゃなかった…」と後悔したこともあります。

後悔したこと
  • 接客がストレス
  • 深刻な人手不足
  • 給料は安い
  • 出費が増える

接客がストレスになる

お客さんは良い人ばかりではありません。

なんでこのカードが使えないんだよ!!!

なんでレジ袋が有料なのよ!!!

といった理不尽なことを言われることもあり、最初のうちはストレスで接客自体が嫌になることもありました。

食品部門なら接客の頻度が少ないためまだマシですが、レジや衣料品など接客メインの部門に配属されると厄介なお客さんに当たってしまうことも多々あります。

ですが1年くらい経つと、なんとも思わなくなるくらいには成長しているので、最初のうちは我慢する必要がありますね。

深刻な人手不足

スーパーはもともと人手が足りていません

スーパーで働く=大変だと世間に知れ渡っているため、募集しても応募者が0ということもよくあります。

そのしわ寄せは従業員、特に社員にやってくるため、繁忙期などには精神的・身体的にも消耗してしまいます。

グローサリーや日配品などの補充なら、募集してもすぐに新しい人が来るんですが、

  • 鮮魚
  • 精肉
  • 総菜
  • 青果

などの生鮮食品を扱う部門にはなかなか新しい人が応募してこないんですよね。

生鮮は匂いがキツかったり、汚れそうなイメージが強いせいか避けられがちです…

給料は安い

バブル期にはボーナスが年に3回あるというスーパーもあったみたいですが、現在は年に2回のボーナスが当たり前。

しかも企業の規模が小さくなればなるほど、その支給額も減少傾向にあります。

え!これだけしかボーナスないのかよ…

と最初のうちはガッカリしてましたね。

基本給も決して高くはないため、私がいた企業では「手当や残業代で稼ぐ」という風潮がありましたが、利益を出すこと自体が難しくなっているため、ボーナスが大幅に増えるということは今後ないと思われます。

そもそも人口が減ってるし、スーパーも飽和状態だからね

自腹で予約商品を買う機会が多い

スーパーに就職して1番後悔したのが「自腹で予約商品を買う頻度の多さ」です。

スーパーでは、毎月何かしらのイベントや季節の行事に合わせて予約商品を販売します。

  • おせち
  • 恵方巻
  • バレンタイン
  • ホワイトデー
  • うなぎ
  • クリスマスケーキ…

などがその例ですね。

そして予約商品には、「目標」という名の「半強制的なノルマ」が存在します。

強制ではないけど、社員は〇〇円以上の売上が目標ね!

という目標が課せられるんですよね。

友人などに頼んで購入してもらうんですが、そもそもスーパーの予約商品を買う人すら減っているのが現状です。(特に若い世代ほど予約商品なんて買わないです)

もし目標に到達しなかったら、

どうやって目標達成するつもり?あと〇〇円足りないよ?

と文句をネチネチ言われます。決して「自分で買え!」とは言われませんが、実質そう言われているようなものですよね。

そして予約商品があるごとに、自腹で~万円購入する…ということがよくあったので、これだけはスーパーに就職して本当に後悔しました。

せっかく稼いだ給料を企業に返還しているのと同じだよね

これは一例です。すべてのスーパーがそうだというわけではありませんが、この風潮は業界全体に根強く残っています。

スーパーの正社員になることは恥ずかしい?

スーパーの正社員になることが恥ずかしい?

ネット上で調べてみると、なぜか

  • スーパーに就職するのは負け組だ
  • スーパーの正社員になることは恥ずかしいことだ

といった「スーパー=負け組、底辺」「スーパーで働く=恥ずかしい」といった認識を持っている人たちもいるようです。

ですが現場で働いている人たちに、そんな意識を持っている人はほとんどいません。というか皆無です。

私も「恥ずかしい」なんて思ったことは1度もありませんでした

スーパーがないと困る人たちもいるし、そもそも職業に貴賤なんてありません。自立できていればそれだけで立派です。

「勝ち組」「負け組」を過剰に意識する人たちがこう言っているだけなので、「スーパーは負け組、恥ずかしい」といった意見は無視して大丈夫です。

まとめ:スーパーに就職するなら地元の企業よりも大手に行け

スーパーに就職するなら地元の企業よりも大手に行け

スーパーに新卒入社・就職して良かったこと・後悔したことはどちらもあります。

ですが高卒・大卒に限らず、スーパーへ就職するなら「GMS」がおすすめです。

そして地元の企業よりも、より規模の大きい大手を目指しましょう。

もちろん地元の企業にも良さはあります。ですが安定性や収入のことを考えると、やはり大手のほうが安心ですからね。

そして大手のほうが実績も作りやすいので、転職のことを考えてもやはり大手のGMSに就職するのがおすすめですよ!

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