食事管理や食事記録ができる無料アプリで厳選した9個を紹介していきます。
食品のカロリーを調べ、それをノートに書いて管理するという方法も悪くはないのですが、それだと効率が悪いので「アプリ」でもっと簡単に管理するのがおすすめです。

摂取カロリーを記録しながらダイエットしたいんだけどなぁ

食べたものを入力するだけで、栄養素まで管理できるアプリってないのかな
といった「食事管理」「カロリー計算」はアプリで全て解決できます。
といった食事管理アプリを紹介していくので、
- ダイエット中
- カロリー計算がしたい
- 食べた食品を記録したい
- カロリーの収支を管理したい
という人はぜひ使ってみてください。

実際に使ってみたメリット・デメリットをレビューも交えて解説していきます
食事管理アプリの良いところ4つ(メリット)

実際に食事管理アプリを使ってみて感じたメリットは、
という4つでした。
わざわざノートに書いたり、カロリーや栄養素を自分で調べるという必要がないので、アプリのほうがはるかに簡単で楽でした!
食品の写真を撮影するだけでカロリーがわかる

今のアプリはかなり進化していて、上記画像のような食品や料理の写真をスマホで撮影するだけで
- 何の料理なのか
- カロリー
- 栄養素
などをたった数秒で解析してくれます。(上の写真は「巻き寿司」と判断してくれる)
わざわざ撮影する必要はなく、スマホ内にある写真を選択するだけでも解析してくれるので、もはや自分で「料理名を入力して管理する」という必要もなくなってきています。

ただその精度は完璧ではありません。まだ発展途中です
なのですべてを写真で管理するのは難しいですが、それでも楽に管理できるようになっているのは間違いありませんね。
栄養素のpfcバランスが一目でわかる

自分が食べた料理やお菓子、市販の食品などをアプリに入力するだけで上記のような栄養素バランスも表示してくれます。

自分でグラフを作るよりもわかりやすい…!
たんぱく質や脂質、炭水化物だけではなく「ビタミン」などもグラフや数値化をしてくれるアプリもあるので、細かく管理したい人には超便利ですよ。
過不足がわかりやすいので自分の栄養状態をバッチリ把握できます。
食品のバーコードを読み取れば解析できる

料理の写真だとまだAIの解析精度が低いので、機械が正しく判定&解析できないことがあります。
ですが商品に必ずついている「バーコード」を読み取るだけで、その商品のカロリーや栄養素を算出してくれるアプリもありますよ。

中には登録されていない商品もあるけど、大手メーカーの商品は高確率で登録されています
これならわざわざ手動で入力する手間が省けますね。
カロリー計算が簡単にできる
アプリを使って食事管理や記録をするだけで、
この2つの収支も簡単に計算できます。

今日はあと400kcalも余裕がある!!
といったことがすぐにわかるので、楽にカロリー計算をすることもできますよ。
カロリーの計算無しに痩せるのは難しいので、ダイエット目的や体重を落としたい人はぜひスマホに入れておきたいアプリですね。
食事管理アプリの悪いところ2つ(デメリット)

食事やカロリー管理ができるアプリを使って感じたデメリットもあります。
そもそもほとんどのアプリが無料なのでお金はかかりませんが、
こうしたデメリットもあるんですよね。
アプリの種類は多くない
- 食事管理や記録ができる
- カロリー計算ができる
こうしたアプリはそもそも種類が多くありません。ゲームアプリなどと比べるとその差は歴然です。
なので

こういうアプリがあればいいのにな
と思って探しても、自分の期待に100%応えてくれるアプリはまずないでしょう。

なので多少の妥協は必要です
痩せるには自分の意思が必要
食事の記録やカロリー計算をした「だけ」では痩せることはできません。
食べたものを記録したり、カロリーを計算することにはあくまでも「サポート」の役割しかありません。

今日は忘れずに食事記録とカロリー計算ができた!これで2か月毎日継続できてる!
というように、最終的には本人の強い意志が必要になります。
カロリー計算や食事の記録と一緒に、運動も取り入れるとさらにカロリー消費が期待できますよ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
食事管理ができる無料アプリ9選

では実際に
などができる無料アプリを紹介していきます。

どれも起動後1分以内に使えるものばかり!
機能が充実したアプリやシンプルなアプリまであるので、食事管理アプリを使って従来の面倒な作業からはおさらばしましょう。
1.あすけん

- AIが的確にアドバイスをくれる
- 摂取・消費カロリーどちらも記録できる
- 写真解析の精度が高い
- 登録されている食品の数が多い
- 栄養素の過不足がわかりやすい
- ユーザー同士で交流できる
- 画面下部の広告は除去できない
写真撮影機能 | あり |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
などが1つのアプリで管理できる「あすけん」。知名度もかなり高いアプリです。
カロリーの収支が一目でわかるのはもちろん、食事内容を登録するとAIが「点数」であなたの食事を評価してくれます。
グラフや数値で栄養素も細かく判定してくれるので、1日~1ヵ月単位で栄養の過不足もチェックでき、次に何を食べればいいのかが一目瞭然。

市販の食品も数多く登録されているので記録をつけやすく、また写真を撮影すればAIが解析してくれるので写真でも管理ができます。

試しにカレーを撮影しても、ちゃんと「カレー」だと認識してくれるほどには精度が高いです
他のユーザーと日記を通じて交流することもできるので、三日坊主の人でも励ましあいながら続けることができますよ。
食事管理ができる無料アプリの中でも1~2位を争う使いやすさです。
あすけんの口コミや評判はこちら
2.楽々カロリー

- 操作が簡単
- おおざっぱに管理できる
- 摂取カロリーがグラフで見やすい
- 全機能を開放するにはアップグレードが必要(手間がかかる)
- 記録する食品の数量が1より上に設定できない
写真撮影機能 | なし |
PFCバランス表示 | なし |
使いやすさ | |
個人評価 |
目安として表示されるカロリーの総量が他のアプリと比べても多いように感じましたが、使い勝手が良く誰でも簡単に食事管理と記録ができるのが良かったですね。
名前の通り「楽々」カロリーを管理することができます。
ただ食品検索から市販の商品を選ぶには、アップグレードが必要(他のアプリをインストールするだけ)なので、そこは少々面倒ではありました。
正確に数値を管理したいという人には不向きですが、ある程度(おおざっぱに)で良いならおすすめできるアプリです。

栄養素の表示がないので、ほんとにシンプルな作りになってます
3.FatSecretのカロリーカウンター

- 写真でカロリー解析できる
- 食べた物や写真を投稿できる
- 他のユーザーとコメントしあえる
- アクティブユーザーは少ない
写真撮影機能 | あり |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
食べたものの写真を撮るだけでカロリー解析や記録をしてくれるアプリ「FatSecret」。もちろん手動で入力することもできます。
登録されている食品の数も多く、使い勝手も良い&ユーザーが食べた写真を投稿したり日記を投稿できるのも〇

SNS感覚で使えるので良いですね。
ただアクティブユーザーが少ないせいか、投稿数は1日に数件程度なので、実際に自分がやってみようとするには少しハードルが高いような気もします。
食事記録・管理というだけなら全く問題なく使えますよ。
4.Lose It!カロリー計算機

- 目標体重を決められる
- 1日の摂取カロリーも自動で決まる
- 目標達成のスピードを選べる
- 食品の検索がしにくい
- わざわざ有料プランに加入する必要なし
- 広告が多い
写真撮影機能 | バーコード読み取りのみ |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
「Lose It」は基本的なカロリー計算や食事の記録ができるアプリです。
たんぱく質や脂質・炭水化物などの栄養素も一目でわかるようになっていますが、他のアプリなら無料で使えるような機能がプレミアム(有料会員)でないと使えないのに「う~ん…」と感じてしまいましたね。
体重を落とすペースも最初に決められるので、無理なく進められるのは良いですが、食事入力をするときに若干使いにくさを感じてしまいました。あと広告の表示も多めです。

市販の食品のバーコードをスマホで読み取るだけで、勝手にカロリーなどが記録されるのは良いんですけどね…!
5.カロリDiet

- 目標設定あり
- 初期はチャット形式で進んでいく
- カロリーの過不足がわかりやすい
- 他ユーザーとの交流はできない
写真撮影機能 | なし |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
摂取カロリーの過不足が円グラフでわかりやすいので、「あとどれだけ食べれるのか」ということが一目で判明するのが「カロリDiet」です。コナミが提供しているアプリですね。
食べたものを記録するだけでPFCバランスも算出してくれます(あくまでも目安)
食品検索では市販の食品も登録されているため「手動で登録する」という手間が省けますが、写真を撮影すれば解析してくれるという機能はありません。

食事管理に必要最低限な機能が収録されているアプリです
6.食事日記はシンプルなアプリ

- 長期~短期間で減量プランを選べる
- シンプルで簡易的に使える
- 運動も記録できる
- 画面が見にくい
- パッと見で総摂取量がわかりにくい
写真撮影機能 | あり |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
「食事日記」は日記をつけるかのように食べたものや運動の記録などができるアプリです。
「朝食」「昼食」「夕食」「間食」などのように画面が分けられているので、シンプルに使いこなせるんですがその日の「総摂取カロリー」や、「あと~kcalは余裕がある」といったのがわかりにくいのが残念でした。
食品の検索もしにくく、イマイチ使い方がよくわからないまま終わってしまいましたが、シンプルさでいえばおすすめできるのかな?というところです。

ノートに記録するよりは、このアプリで管理したほうが良いですね
7.バランス日記

- 友達や家族と共有できる
- 主要な食品群を食べたかどうかチェックできる
- レシピも閲覧可能
- カロリーは算出されない
- 詳細な食事の記録を付けられない
写真撮影機能 | なし |
PFCバランス表示 | なし |
使いやすさ | |
個人評価 |
日清オイリオグループが提供するアプリ「バランス日記」。
このアプリはカロリー計算や詳しい食事記録などはできませんが、「肉」「魚」「海藻類」「卵」などの10食品群を口にしたかどうかを長期的に記録できるようになっています。

なので主要な食品を食べたかどうかを管理できるという、シンプルなアプリですね
「食べ友」からID検索をして友達や家族を追加すると、その人が食べた10食品群を閲覧することも可能です。
入力画面は簡単な作りになっているので、健康意識を高めるには最適かもしれません。
8.YAZIO

- 操作はいたってシンプル
- 有料版にすると使える機能が増える
- カロリーと3大栄養素の摂取量が見やすい
- 無料版では制限が多い
- 食べた物の入力がしにくい
写真撮影機能 | なし |
PFCバランス表示 | あり |
使いやすさ | |
個人評価 |
カロリーに加えて「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」といった3大栄養素の摂取量が一目でわかるようなデザインです。
ホーム画面にカウンターが常に表示されているため、アプリを開くだけで確認できるのが便利ですね。
食品の検索&登録、そしてカロリー管理は無料で利用できますが、その他の機能については有料版に加入する必要があります。
デザインや動作の軽さが好きなんですが、わざわざ有料版に加入しなくとも他のアプリで埋め合わせができるので、PROに加入せずに使ってましたね!
9.カロリーママ AI管理栄養士がダイエットサポート

- AIによるアドバイスとサポートあり
- チャット形式で一言コメントをくれる
- 体重など複数の項目がグラフ表示できる
- 栄養素の表示なし
写真撮影機能 | あり |
PFCバランス表示 | なし |
使いやすさ | |
個人評価 |
タイムライン上で、AIとのチャット形式で食事の管理やカロリー計算ができるアプリ「カロリーママ」。
食べたものを入力すると、その都度「良かった点」「悪かった点」などを指摘してくれるので、次の食事で気を付けるべきことがわかりやすいです。
食事を写真で登録することもできますが、「たんぱく質」などの栄養素が表示できないのが少し残念なところですね。

使い続けるうちに、食品や栄養に関する知識が増えていくかもしれません
食事管理アプリで迷ったらこの3つがおすすめ


結局どれがいいのやら…おすすめはどれなの?
食事の管理や記録アプリでどれがいいのか迷ったら、今から紹介する3つのうち1つを使えば間違いないです。
カロリー計算も食事の管理もアプリで済ませちゃいましょう!
【あすけん】
消費カロリーと摂取カロリーがどちらも管理でき、登録されている食品の数も多いので食事内容が管理しやすい。
またアドバイスもくれるので、自分に知識がなくとも「次は何を食べればいいのか」という対策ができるのがgood。
他のユーザーとの交流もできるので継続しやすいし、必要な機能が1つにまとっているので他のアプリを複数インストールしなくても良いのが助かります。
【カロリDiet】
円グラフでカロリーの過不足が確認できる貴重なアプリ。
写真でカロリーがわかるという機能はありませんが、運動や食事どちらも管理できる親切なアプリでした。
コナミが提供しているので安心感もあります。
【楽々カロリー】
「細かくカロリー管理や食事記録をつけたい」という人向けのアプリはたくさんありますが、楽々カロリーはかなりおおざっぱに記録をつけることができます。
「しないよりはしたほうがいいかな」という軽い気持ちで食事管理がしたい人におすすめです。
今回、食事やカロリー計算ができるアプリを探す際に参考にしたのは、ええやん四国さんの「カロリー計算アプリ」です。そちらもカロリー計算ができる無料アプリについて詳しく説明されているので読んでみてくださいね。
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